iPadmini5 突然起動できなくなりました。基板修理及びデータ復旧
何回も落として、画面修理した端末です。数日前に、ディスプレイ交換されました。しばらく使えますが、その後起動できなくなりました。当店で電流を測ったら、0.6Aです。基板のショットかなぁと思いました。分解して、検証したら、やはり基板のショットです。
機種：iPadmini5
症状
以前地面に落として、ディスプレイ壊れたことがあります。液晶交換して改善できましたが、2か月後また落としてしまいました。再度ディスプレイ交換しました。
1週間後起動できなくなりました。
ディスプレイの初期不良と思いましたので、再度ご来店でした。当店でディスプレイ交換後6ヶ月間の保証があります。万が一の場合は無償で再修理できます。
ディスプレイ交換しても起動できません。電流を測りましたら、基板ショットです。お客様はデータ取り出したいですので、基板修理に進みます。
端末の状態確認
基板修理はとても複雑な修理です。外部パーツの問題あるかどうかまず確認してから基板修理を行います。
少し古い機種ですので、バッテリーの劣化も考えられます。まずバッテリーはずして、新しいバッテリーを付けて検証します。
電流変わりません。起動できません。
基板故障を確定です。
iPadmini5 基板
破損箇所の特定
基板修理は一番難しいことが故障箇所の特定です。電子機械は人間みたいに痛みを感じると教えます。
ですので、故障箇所を探すのはとても難しいです。まず電流入れて、基板電流の流れを確認します。
電流0.6Aに安定してますので、基板のどこか故障して、電流をうまく流れないと予想してます。
止まってることが発熱症状出ると思います。
急冷剤をかけて、発熱箇所を探します。USB充電IC発熱反応あります。故障したのは充電回路です。
回路図を確認しながら、探します。
iPadmini5 基板回路図
修理
故障範囲を特定できましたら、すぐ見つかりました。原因はコンデンサーのショットです。
取り除いて、再度電流を確認します。正常になりました。
すべてのパーツを元に戻して、起動検証します。
起動できました。機能も特に問題がありません。
データはお客様の個人情報ですので、当店から確認することがありません。
お客様ご来店の際に確認します。
iPadmini5 基盤修理
作業時間：1日営業日
今回の修理は合計1日営業日をかかりました。
端末の破損状態により、作業時間が異なります。
平均作業時間は約3日です。
詳しくは当店のスタッフとご相談ください。
基板修理は端末の状態によっては即日対応が可能な場合もありますが、数日かかることもあります。まずは端末の状態を確認させていただくことが大切です。
また、当店では成果報酬制を採用しており、復旧が不可能な場合には修理料金はいただきません（基本作業費のみご請求いたします）。
ご利用ありがとうございました。もしお困りの際は、ぜひ当店にご相談ください。
