こんにちは、モバイル修理ファンタジー高田馬場店です。
今回は、iPhone12のバッテリー交換に関する修理事例をご紹介します。
iPhone12シリーズは、発売からすでに3年が経過しました。iPhone12は、初めて5Gに対応したモデルとして、多くの方に注目され、人気があります。しかし、どんなに優れたスマートフォンでも、バッテリーの寿命は避けられないものです。
iPhoneのバッテリーは通常1年半から2年程度で劣化が始まりますが、使用環境や使用方法によって寿命が変わることもあります。スマートフォンのバッテリーにはリチウムイオン電池が使用されていますので劣化すると膨張することがあります。
特にiPhoneは、内部のスペースが限られているため、バッテリーが膨張するとディスプレイが浮き上がるなどの症状が発生しやすくなります。バッテリー膨張は、基板の熱管理やディスプレイのタッチ操作に悪影響を与えることがあるため、早めの対応が必要です。
今回のお客様は、iPhone12のバッテリーが膨張してディスプレイが浮き上がった状態でご来店されました。このまま放置すると、ディスプレイがさらに悪化して割れてしまう可能性があるため、早急にバッテリー交換を行うことになりました。なお、背面ガラスにもひびが入っていましたが、お客様は近々機種変更を予定されているとのことで、今回はバッテリー交換のみでした。
iPhoneのバッテリー交換は比較的簡単な作業ですが、今回のようにディスプレイが浮いてしまっている場合は、慎重な作業が求められます。
まず、ディスプレイを破損しないように、端末を10分程度加熱します。加熱することで、ディスプレイとフレームの両面テープが柔らかくなり、分解がしやすくなります。加熱後、ディスプレイを慎重に分解し、膨張したバッテリーを取り外します。そして、新しいバッテリーを取り付けた後、動作確認を行います。
充電ケーブルを接続して、充電電流を確認します。1.2A前後で安定しており、問題ありませんでした。
次に、充電スピードを確認します。約10分間充電し、バッテリー残量がどれだけ増えるかを観察します。
結果として、3分間で約2%前後の増加が確認でき、正常な充電スピードであることが確認されました。
※充電スピードは充電環境によって異なる場合があります。
以上で、バッテリー交換作業は完了です。ディスプレイを破損させることなく、無事に修理を終えることができました。作業時間は合計で約20分でした。
今回のお客様は新宿からご来店いただきました。修理前に、いくつかの修理店に電話で料金を確認されたそうですが、当店が池袋・新宿エリアで最も安い価格を提供しているのでご来店いただいたとのことです。
当店は定期的に価格調査を行い、地域最安値を目指しており、多くのお客様にご満足いただいております。モバイル修理ファンタジー高田馬場店では、iPhone12をはじめとするさまざまなスマートフォンの修理に対応しております。
バッテリー交換やディスプレイ修理だけでなく、基板修理やデータ復旧などの難易度の高い修理も行っています。どんなトラブルでも、お気軽にお問い合わせください。修理が必要な際は、ぜひ当店をご利用ください。スタッフ一同、お待ちしております。
店舗情報 モバイル修理ンタジー高田馬場店